一流の鉄骨鳶は寄せバールとウデだけでどんな梁でもおさめてしまう

鉄骨勝方の七つ道具の1つ、バール。
長さは1000mm前後の鋼鉄性の棒で、
片側は平べったいヘラ状になっており、
反対側は先端が尖っていてヨセポンチとして使用できる。

スパンが狭い時にはヘラ側を隙間に差し込み、
テコの原理で鉄骨梁を正規の位置まで導く。

ボルト孔が悪いときは、尖った先を孔に差し込み、
こじて使用することで、ボルト孔を合わせる。

一流の鉄骨鳶は、よほどのことが無い限りは、
このバール1本あれば素早くおさめる事が出来るのだ。

その昔、鳶職人はバールを自作していた

一昔前、鳶は自分たちの道具は全て自作していた。
鉄骨寄せバールも例外ではない。

D22の鉄筋を使用して自作する。
いいサイズの長さに鉄筋を切っる。
だいたい1000mm程が使い勝手がいい。
長過ぎても短すぎてもイマイチとなる。
自分の身長に合わせて、数ミリ単位で合わせていく。

鳶職は鉄骨寄せバールは鉄筋から自作する

素材が用意出来たら先端を火であぶって
ヘラ状になるまでハンマーで叩く。

鳶職は鉄骨寄せバールは鉄筋から自作する

このように文字で書けば簡単そうだが、
ちょっとやそっと炙った程度では、
分厚い鉄筋はなかなかへしゃげてはくれない。

この作業を何度も何度も繰り返し、
ヘラ状に仕上げて行く。

鳶職は鉄筋でバールを自作する

ヘラ側が完成したら、もう一方は、
先端を削り、ボール芯のように尖らせていく。
ある程度形が整って来たら、
ヤキを入れて、強度をあげる。

鳶職は鉄筋でバールを自作する

鉄筋バールの重さは約3kgにもなり、
狭い梁の上をバールを片手に走り回っていたと思うと
昔の職人の身体能力は驚異的であることがわかる。

数字を見ただけでは計れない、
経験した鳶だけが知っている重さが含まれている。

鉄骨寄せバールも通販で買う時代が到来

今では様々な種類のバールが工具メーカーから発売されており、
工業用特殊鋼材を使用した完全焼入れパイプのバールも開発されている。

重量は約半分の1400g。
軽いがその分、耐久性が弱く、ヘラの部分がすぐに欠けたり、
柄の部分が曲がったり、めーいっぱい力をいれてこねると折れる事もある。

モクバD-23鉄骨寄せバール

多少、重さは感じても、
耐久性のあるモクバのALCコテはお勧め。
カラビナや座金を溶接し、腰に下げれるようにして
梁を縦横無尽に走り回っている姿をよく見かけたものだ。

モクバの鉄骨寄せバール

モクバ鉄骨寄せバール

モクバの鉄骨寄せバール

モクバD-12ALCテコ

モクバD-12ALCテコ鉄骨寄せバール

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椿モデル総磨きモクバD-12ALCテコ

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